1. HOME
  2. 高専ライフ
  3. 高専をこよなく愛する在校生からのメッセージ

高専ライフ

高専をこよなく愛する先輩から後輩たちへ在校生&OB・OGに訊く。 高専をこよなく愛する在校生の一覧を見る 日本で、世界で活躍するOB・OGの一覧を見る

高専をこよなく愛する在校生

自分を変えてくれたエアロビクスを勉強と両立させたい

小山 穣さん
機械工学科3年

エアロビクスとの出会い

エアロビクスとの出会いは小学校1年生の頃です。太りすぎで母親が保健室に呼びだされ、生活習慣病と言われしまったんですね。そこで無理矢理母親も通っていたエアロビクススクールに連れて行かれたのが最初です。当然最初はいやでした。運動音痴でしかも太っていたからまともに踊ることなんてできませんでした。それでも練習を続けていくうちに少しずついろんな技ができるようになって、4年生のときに先生から初めてシングル(時間や技の種類/数の定めがある中で、各自の曲・振り付けで演技する種目)の曲を作ってもらえたことがただただうれしかったのを覚えています。
全国レベルの大会に初めて出場したのは中学生の頃です。とは言っても子供のクラスでの出場ですし、人数あわせで出場させてもらった程度で、結果は散々でしたけど、これが大きなバネになったと感じています。全国レベル以上の大会で成績が出るようになったのは、高専に入ってからでしたね。


IAC世界大会での演技

勉強とエアロビクスを両立させたかった

高専に入ったきっかけはちょっと言いづらいんですが…。練習場に近くて、授業も早くに終わるし…(笑) 一番大きいのは、センター受験生にならなくても良い、ってところでした。大学進学に向けて常に受験を意識していないといけない他の高校の選手よりも練習に集中できると思ったんです。勉強と、せっかくここまで上達したエアロビクスを両立させたかったんです。
当然長野高専には簡単に入れるわけもなく、死ぬ気で頑張って勉強して合格した、という感じです。理科は元々得意だったんですけど、数学はちょっと苦手でした…。で、今ですが…正直苦戦の連続です。首の皮一枚、という状況でしょうか。本当にデキる人は、勉強と両立させてかつすごい強かったりするので、しっかり両立させていかなければと思っています。

エアロビクスの世界とは

練習は週4・5日で、休みの日は5・6時間練習します。選手としてケアが未熟なためと反省しているのですが、大会前には故障することもあります。一番ひどかったのは、通し練習のあとに足に痛みを感じて、くじいたのかなぐらいに思いそのまま大会に出たら、実は骨にヒビが入っていた、ってことがありました。ところが大会中は痛みを感じないんですよね。で、大会が終わってからものすごい痛みを感じる。たぶん大会中はそれどころじゃなくて気持ちに余裕が無かったせいだと思います。アドレナリンが大量に出ていた、とかですかね。
エアロビクスは技術・芸術・難度の3つを採点基準に評価されます。技には難度に応じて0.1から1.0までの点数が決まっていて、年齢によっては演技する難度に制限があります。シングル競技の場合は時間内に技を規定数以上こなすことが要求され、演じた技の正否や美しさが勝敗に影響します。
技にも腕力系、柔軟系、脚力系、筋持久系の4つのグループがあって、それぞれのグループ内の演技を何度も失敗すると「グループ減点」という大減点を受けます。ですのでもし1つの技を失敗した場合には、技の難度(つまり点数)を落としてでも、その後の同じグループの技を確実に演じるという作戦に切り替えたりもします。ただし、上位の大会・上位の選手になるほど、ひとつの技の取りこぼしが順位に大きく影響するので、技の難度もなかなか落とせなくなってきます。プレッシャーはあまり無いつもりなんですけど、相手の演技を直前に見てしまうと緊張してしまうので、演技前は自分を隔離していますね。
 
―今年の春、IAC-JAPANカップで18歳以上男子シングルの部で優勝(MVP選出)し、夏にはIAC世界大会にも出場し、準決勝まで進みました。
世界大会への出場が決まった時も、それに向けて練習しているときも、実はあまり実感がわきませんでした。初めて実感がわいてきたのは、ラスベガス行きの飛行機に乗った時ですね。来年も当然世界大会を目指しますが、まずはIAC-JAPANカップにディフェンディングチャンピオンとして再び出場したいという目標があります。さらに技を磨いて、良い成績を出したいですね。
 
―秋には全日本高等学校エアロビック選手権でも優勝しました(トップ写真)。また、国内最大規模の大会であるSUZUKI JAPAN CUP(JAF主催)では中部地区大会で準優勝、さらには全国大会でも6位に入賞しました。上位大会であるSUZUKI WORLD CUPへの参加は。
実は世界大会に進める選考会がもう一回あります。ですが24年は新しい振り付けで各大会に挑む予定ですので、今はその振り付けの練習に専念することにしています。将来的にはぜひ参加したい大会ですね。
 
自分の熱中したいことに時間を使えてきたこれまでの生活はとても有意義でした。ただし、当然勉強とのバランスは大事ですので、高専ならではのメリットを活用しているばかりでなく、勉強との両立をしっかりしたいです。とりあえず、まずは進級ですね(笑)

自分の好きなことにとことん熱中!(勉強も大切!)

このページの先頭へ戻る

独立行政法人 国立高等専門学校機構 長野工業高等専門学校
〒381-8550 長野市徳間716 TEL.026-295-7003
学校案内
学科・専攻科
入学案内
高専ライフ
就職・進学