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高専ライフ

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高専をこよなく愛する在校生

The sky is the limit!

南澤 拓法さん
電子情報工学科5年

高専に行こうと決めたきっかけ,電子情報工学科に決めた理由はなんですか?

中学校2年次に、技術の授業でマイコンの講義があり、その時初めてプログラミングというものを学び、興味を持ったのがきかっけでした。高専のアドミッションポリシーには、「とくに数学・理科・英語が得意な人」とあり、自分にぴったりだと思ったので受験を決意しました。また、いくつかの学校の体験入学に参加した中で、一番環境がしっかりしていて、学校の雰囲気が良かったという点も高専に進学しようと決めた理由の一つとなりました。


長野市で開催された国際会議のバンケット会場にて

国際交流に積極的なようですね?

初めての海外は高専2年次の春休み、オーストラリアのシドニーに短期留学をしました。語学学校に二週間通い、ホームステイもしたのですが、会話がまともに出来ず、自分の英語力の無さを痛感させられました。帰国後、この悔しさをバネに英語を一から勉強しなおしました。また、英会話力をつけるために英語クラブに所属し活動をしてきました。自分の勉強を実践で試すため、これまで、国際会議(IWIP)に司会スタッフとして参加をしたり、学校主催の研修としてシンガポール、4年次の夏季インターンシップとして香港と中国(広州)、学会でのポスター発表補助としてドイツ(ドレスデン)を訪れるなど、国際交流を積極的に行ってきました。海外に行くということは、その国のことを知ることができるだけでなく、日本という国を客観的に見れるという利点があります。あの国ではこうだったけど、日本ではあり得ない!といったような発見や、日本もこれは取り入れたらいいんじゃないか?と思うような発見が数多くあり、とても視野が広がります。


オーストラリアシドニーの語学学校にて

専攻科への進学を決めた理由はなんですか?

専攻科への進学を決めた一番のきっかけは、長期海外インターンシップ制度の存在です。外国は高専に入学してから、6ヶ国ほど訪れましたが、最長で2週間しか滞在したことがありません。専攻科のこの制度を利用すれば約3か月、海外の企業や学校にインターンシップ生として滞在することができます。将来、海外に関わる仕事をしたいと考えている自分にとって、非常に魅力的な制度です。専門の知識と語学力を同時に伸ばせる環境は日本には存在しないので、この制度を利用して更にスキルアップしたいと考えています。


シンガポールで働く日本人の方々と

これからやってみたいことはありますか?

現在は卒業研究として、企業との共同研究を行っています。専攻科に進学後も継続してこの研究を行う予定です。自分の持っている専門の知識で、少しでも貢献できるように努めたいと思っています。専攻科修了後は現在のところ、就職を考えています。海外に関わる仕事に就くことを目標に、専攻科に進学後も専門と語学の勉強を継続していきます。様々な国を訪れて、現在は母国語・英語・プラス他の外国語を話せなければ、ビジネスにおいて通用しないことを学びました。そのため、英語以外の外国語の習得にも挑戦したいと思っています。


香港にてIVEの学生と

後輩にメッセージをお願いします

あなたが中学生であれば、今あなたがした進路の決断が今後数年間を左右することになります。まだ15歳だからといって自分を見くびらず、自分が今したいこと・将来なりたいもの・自分が得意なこと・不得意なことを見極めて、進路を決めてください。その希望進路にもし高専が入ったとして、入学したとしたら、それから先の5年間は、一般高に進学した友達が体験できないような密度の濃い日々を、最高の仲間たちと送ることができると思います。まずは、自分のことをしっかりと見つめる時間を作って、ゆっくり考えてみてください。
あなたが既に高専生であれば、より視野を広げてみてください。あなた達が生きている世界は、”徳間”だけではありません。僕が海外の学校を訪れて学んだことの一つに、自分達が受けている専門の授業のレベルは他国に比べて非常に高いということがあります。専門の知識と技術のレベルは、世界に誇ってもいいと思います。しかし、仮にあなたが何かすごいものを作って海外に売り出したいといったときに、日本語でプレゼンをして外国の人はそれを買ってくれますか?きっと買ってくれないと思います。どんなに素晴らしい技術やアイデアを持っていたとしても、それを伝えるための言葉を使うことができなければ、意味がないと僕は思います。海外に行くチャンスは沢山あります。日本以外の国を自分の目でみて、文化を体で感じて、自分が外国の人よりも長けていること・劣っていることを見つけてみてください。きっと、今までの考え方が180度変わると思います。


ドイツでの国際学会(Carbon2015)にて

世界を見て、母国を知り、自分を磨こう

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