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活躍するOB・OGインタビュー

自動車の在り方とともに、技術者の在り方も変わる

宮村 智也さん
平成4年度 電気工学科(現・電気電子工学科) 卒業

興味が高じてすっかりソーラーカー病の患者です(笑)

私は、22年前に電気電子工学科が「電気工学科」と呼ばれていた時代に入学しました。小学生のときからラジオなどを自分で組み立てる工作が大好きで、中学生ころから将来は電気を扱う技術者になりたいと強く考え、長野高専へ進学しました。
学生時代はさほど優秀なわけではありませんでしたが、元来モノを作ることが好きなタチでしたので、課外活動は面白がって一生懸命やりました。4年生のときには工嶺祭向けに視覚つきの遠隔操作ロボットを作って校長賞をいただいたり、5年生のときは長野高専初のレース用ソーラーカープロジェクトのリーダーをやったりしました。自慢じゃありませんが、長野高専のソーラーカー研究部は僕らの活動が原点になっています。おかげでソーラーカー病に取り付かれてしまい(笑)、いまでも休日の多くをソーラーカー研究部OBの「患者」たちと楽しく過ごしています。


宮村さんが代表を務めるソーラーカーチーム、「プロミネンス」が作成した電気ミニ自動車「PCD」。温室効果ガス排出量が鉄道を下回り、かつ原付バイク並の動力性能を誇る。

自動車の在り方とともに、技術者の在り方も変わる

現在は、「今後どんなハイブリッドカーや電気自動車をお客様に提供していくべきなのか」を考える仕事をしています。
現状、クルマはそのエネルギ源をほぼ100%石油に頼っていますが、気候変動問題やエネルギ問題の観点から、石油に代わる代替エネルギへの転換は避けて通れません。ではその最有力候補は何かというと、再生可能エネルギからも得られやすい「電気」です。
クルマが本格的に電気で走るようになると、エネルギを中心とした社会の在り方が大きく変わるだろうとまで言われています。こうなるとクルマには、世の中の電力システムにうまく溶け込むといった、移動するに留まらない新しい価値を社会へ提供することが求められるでしょう。
こうした社会の要求に対応するため、これからの自動車技術者には通信や電気機械、IT、はては発変電から送配電まで一定の知識を持ち、「何が技術的に正義なのか」を考える力が求められるようになってきています。


幅広い知識で新しい時代の要求に応えられる技術者に

この点、電気電子工学科は通信や情報処理から発変電・送配電まで広い分野を効率的なカリキュラムで網羅しており、これは多くの大学等にない特色ではないかと思います。大学も学科の細分化が進んでいて、それぞれの分野を深く理解している人は大勢いますが、広い分野に一定の知識をもち、これを有機的に理解できる人材というのが意外に少ないと社会に出てから感じます。
今、世界がエネルギとしての電気に大きな期待と関心を持っています。 これに通信とITを組み合わせて極めて効率の高いエネルギ社会を実現しようと世界中が動き出しています。諸君の中からこうした新しい時代の要求に幅広い電気の知識で答えられる技術者が多く誕生することを期待します。

好きなコトを通じて
素晴らしい仲間が
みつかるところ。

PROFILE

平成4年度 電気工学科(現・電気電子工学科) 卒業。
㈱本田技術研究所 4輪R&Dセンター 第5技術開発室に所属し、電気自動車・ハイブリッドカー用電動パワープラントの研究開発に従事。最近では海外(北米や東アジア)への出張も多い。プライベートでは「ソーラーカーチーム プロミネンス」(www.team-prominence.org)のチーム代表として、ソーラーカーをはじめとするサスティナブルモビリティの実践にも情熱を注いでいる。

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