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理系で行こう!

高専ガールズトーク

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高専生活とわたし

有賀 美和さん
平成28年度 環境都市工学科5年生

高専を選んだ理由は?

知人に高専生がいたため、高専という学校の存在は昔から知っていましたが、特に入りたいとは思っていませんでした。しかし、進路を考える時期になって、「普通の高校に行きたくない」という気持ちが生まれました。なぜかというと、私は、中学生の頃、あまり自分のことが好きではありませんでした。でも、自分を変えたいけれど何をしたらいいのかよく分からず、ずっとこのままダメな私なんじゃないかと不安に思っていました。そして、いろいろ悩んだ末、新しい環境の中に自分をおけば、新しい自分になれるのではないか、という考えに行きつきました。今思うと、そんなに単純なもんじゃねーよ、とつっこみたくなりますが。(笑)その時、地元を離れることができて、学費がそこまで高くなくて、自分の興味のある分野が勉強できそうだった高専が、急に魅力に思えてきました。

進学先を高専にしたい、とまわりに言い出したのは、中学校3年生の春ごろでした。家族は私が地元の高校に進学すると思っていたため、特に母からはとても反対されました。私のことを心配してくれていることはとてもよくわかりました。私は成績も文系科目の方が良く、数学は最も苦手な教科だったため、勉強についていけるのか、また、寮に入ってちゃんと生活できるのか、など、親として心配なことがたくさんあったのだと思います。私自身も、男子と話すことがあまり得意ではなく、男子の多い環境でうまくやっていけるかなど、不安は大きかったです。しかし、ずっと「高専に行きたい」と言い続けたところ、親は受験することをOKしてくれて、結果は無事合格でした。


3年生の現場見学にて。

寮生活

寮での生活で、特に思い出深いのはお風呂です。女子寮の風呂は、入り方にいろいろなルールがあるため、一年生のはじめの頃はお風呂に入るのがとても怖かったのですが、すぐにお風呂が好きになりました。普段の学校生活で関わることのない先輩や後輩とたくさん話ができるからです。学校では挨拶をする程度の知り合いでも、お風呂だとなぜか話が弾むような気がしました。勉強、工嶺祭、恋愛、最近行ったお店、、、などなど、いろんなことを話すのが楽しくて、つい長風呂になりがちでした。


女子寮での鍋パーティー

部活

 中学校の時は吹奏楽部だったのですが、高専に来てから思い切って陸上部に入りました。個人種目だから結果が悪くてもまわりの人に迷惑をかけづらいだろう、とか、走ることは球技にくらべたらまだ得意だった、とか、いろいろと理由はありますが、最大の理由は「自分を変えたかった」に尽きると思います。高専に入った理由とも結びつきますが、中学生の時、私は自分のことがあまり好きではありませんでした。で、なりたい自分になるためには、このままじゃダメだ、なんか新しいことに挑戦しなきゃ!と思っていました。とはいえ、それまでは吹奏楽部で、運動といえば腹筋くらいだったので、初めのうちは本当に苦しかったです。入部してから10キロほど痩せました(笑)でも、思い切って挑戦して本当に良かったです。先生や先輩は初心者の私に対しても丁寧に指導してくれました。記録が伸びると本当にうれしくて、自分にすこし自信がつきました。高専は夏休みも長く、高校と比べると授業も早く終わり時間がたくさんあるので、ぜひ何かしらの部活動に参加することをおすすめします。

チューター

3年生の時から、マレーシア人の女子留学生が高専に来てくれました。私は、留学生に勉強や生活について教えたり、隣の部屋で一緒に生活したりする「チューター」をさせてもらいました。留学生はイスラム教徒で、日本でも日々のお祈りをしたり、断食をしたりしています。知らなかった文化のことを身近で感じられて、とても面白いです。時には、マレーシアの料理を作ってくれることもありました。留学生は、どんどん日本語も上手になるし、とても行動的で、日本国内のいろいろなところに旅行しています。私の方が日本の観光地を知らないくらいです。それから、日本語があまりわからなくても辞書を引きながら専門科目の勉強をする留学生を見ていて、私ももっと頑張らなければ!と思うことがたくさんありました。


女子寮で、ヒジャーブ(頭に巻く布)のつけ方を留学生に教えてもらいました。

さいごに

このホームページを見ている人の中には、進路について悩んでいる方も多いと思います。ぜひたくさん悩んでください。どんな進路を選んでも、「自分で選んだ」ということが大事だと思います。自分の今やりたいことに対して正直に行動したほうが、たとえ失敗しても後悔が少ないです。他人の意見を聞くことももちろん大切ですが、自分の気持ちを大切にしてほしいです。

高専は普通の高校とは違い、実習が多かったり、レポートに追われたりと、大変なことはあります。でも、高専でしか勉強できないこともたくさんあります。例えば、環境都市工学科では、建設途中の橋の裏側とか、ダムの地下を見学に行きます。私は、入学する前も「絶対に土木業界に就職してやる!」みたいな熱い気持ちがあったわけではありません。でも、実際に見学に行って、巨大な現場を見ると、「この柱どうやって建てているんだろう?」とか、「橋の工事するときって、川の水どうするの?」とか、疑問がでてきます。そして、気づくと土木に興味を持っていました。自分が体験してみないとわからないことって多いです。

私はこれから建築学科に編入します。環境都市工学科とはすこし違う勉強をしますが、高専生活で学んだ土木のことや、自分が土木を面白いと思ったことはこれからも大事にしていきたいし、それが進学先で、自分の強みになるといいと思っています。


クラスの友達がサプライズ誕生日パーティをしてくれました。

PROFILE

有賀 美和さん 平成28年度 環境都市工学科5年
信州大学工学部建築学科編入予定

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