長野高専の技術職員が技能検定1級に合格し県内1位の成績により知事表彰を受賞
17.07.04
長野高専では、働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度(技能検定)のフライス盤技能士1級に佐藤孝幸技術専門職員が挑戦し、合格した。
この検定は、職業能力開発促進法に基づき昭和34年に実施されて以来、平成29年4月17日現在127職種について実施されている。
本校では他にも1級を取得している技術職員がいるが、今回、長野県全体で同技能士1級の成績により技能検定試験を兼ねて実施する長野県技能競技大会(1級・フライス盤)において1位(優勝)という本校初の快挙となり、長野県知事から表彰状を授与された。なお、式典会場となった長野県庁講堂には、様々な分野での受賞者が集まり盛大な表彰式となった。
今後は、本技能を一層生徒指導に役立てるとともに、県内企業への指導を通し地域貢献や地域企業との連携に役立てることが期待される。
なお、本校の実習工場(技術教育センター)では、技術職員をはじめ生徒が数年前より積極的に同技能検定に挑戦し、毎年数名が2~3級に合格している。