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峠・トンネル<道路遺産>

明通トンネル(青木村 国道143号)

明治23(1890)年上田と松本を結ぶ七道開鑿第二路線が開通する。その峠に造られた隧道。筑北村と松本市四賀境にある「相吉隧道」も同時期である。馬車がすれ違いできる幅があったと当時の新聞が伝えるが、トンネル入り口の屈曲もあり、車高制限がある。れんがにより捲き立てられているが、その後モルタルが吹きつけられたため、往時の面影は見られない。設計は第9代土木学会会長になった古川阪次郎とみられる。


<筑北村>国道 143 号線, Higashijo, Higashichikuma District, Nagano Prefecture

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