大学等教育改革が一層促進されるよう社会的要請の強い政策課題に対応した取組を文部科学省が支援する「現代的教育ニーズ取組支援プログラム(略称:現代GP)」に、本校の申請が採択され、実施しております。 平成16年度から3年間に単独で2件、共同も含めて3件の採択がされたのは高専では稀であり、本校の実践が広く社会に認められています。
「地域企業と取組む長期インターンシップ制度」(平成16・17年度)
平成15年に設置された本校専攻科において必修科目として実施し始めた15週間の学外実習(インターンシップ)について、広く企業等に広報・周知して、地域企業等を中心に産学一体となった取組としての展開を図ると共に、学生自身に社会参加の意識をより強くもたせることのできる内容としてさらに充実するための取組みです。
「創造性豊かな実践的技術者育成コースの開発」(平成17・19年度)
高専IT教育コンソーシアムの中核校(高知、苫小牧、茨城、長岡、石川、長野、豊田、詫間電波、新居浜、弓削商船、有明、北九州の12高専)が中心となり、インターネット技術を活用し、いつでもどこからでもアクセス可能なe-Learningシステムを立ち上げ、全国の高専において正規の教育課程の単位として認定される全国規模のコース開発を行っています。
長野高専は「集積回路(IC)入門コース」の開発を担当しています。
「地域企業と連携した技術資格取得支援」(平成18・19年度)
「実践的で創造的な開発型の技術者」、「地域に貢献できる技術者」の育成を目指す長野高専の教育目標をこれまで以上に明確な形で実践するために、地域企業との連携の下で地域産業が必要としている技術資格の取得支援をカリキュラムとして定着させ、時代や地域に適合する教育システムとして充実を図って行く事を目的としています。この教育内容は地域企業等で働く若手技術者向けにも開放し、本校学生と交流できる環境下で講座を開設し、現職技術者のスキルアップを支援するプログラムも展開していきます。