本校専攻科では、教育理念、教育・運営方針等に沿って、下記の学習・教育目標を定めています。
学習・教育目標は、専攻科修了時の目標とすべき人材像に照らして設定したものです。
- (A)
- 世界の政治、経済、産業や文化を理解し、その中で自分自身が社会に貢献できる役割が何かを討論し、
多面的に物事を考え、行動できる素養を持つ。
- (A-1)
- 社会科学および人文科学における興味ある事例について、また自分自身と他人との関わりや価値観の相違について、理解し論述することができる。
- (A-2)
- 健全な心身の発達について理解し考えを述べることができる。
- (B)
- 自然環境や社会の問題に関心を持ち、技術者としての役割と責任について考えを述べる素養を持つ。
(技術者倫理)
- (B-1)
- 技術が自然や社会に果たしてきた役割を理解し、技術が環境や社会に及ぼす効果と影響について論述できる。
- (B-2)
- 環境や社会における課題に対して技術者に求められる役割や責任について論述できる。
- (C)
- 機械、電気電子、情報または土木の工学分野(以下「基盤となる工学分野」という。)に必要な数学、自然科学の知識を有し、情報技術に関する基礎知識を習得して活用できる。
- (C-1)
- 数学、自然科学において、技術士第一次試験相当の学力を身につけ、それを基盤となる工学分野で利用できる。
- (C-2)
- 基盤となる工学分野に必要な基礎的情報技術を習得し、学習成果の表現に利用できる。
- (D)
- 基盤となる工学分野およびその基礎となる科学、技術の知識と技能を習得して必要とされる技術上の問題に活用できる。
- (D-1)
- 基盤となる工学分野において、技術士第一次試験水準の問題に対して解答までのプロセスを示すことができる。
- (D-2)
- 基盤となる工学分野において、習得した知識を問題解決のために応用できる。
- (D-3)
- 基盤となる工学分野の知識や技能に加え、他の工学分野の知識を身につけ、これらの知識や技能を効果的に活用して、分野横断的な技術上の問題が解決できる。
- (E)
- 科学、技術および情報の知識、基盤となる工学分野で習得した知識、さらに技術者としての実践的な知識や技能を活用して、自ら問題を発見し解決する能力を養う。
- (E-1)
- 科学、技術、工学および知的財産に関する情報を収集し、課題の解決に利用できる。
- (E-2)
- 習得した知識や技能を活用して課題に対して自ら適切に対処し、得られた成果を評価することができる。
- (F)
- 具体的なテーマについて論理的な記述と説明および討論できる能力を身につける。
- (F-1)
- 学習成果を文章、図等を用いて表現し、口頭で発表、討論ができる。
- (F-2)
- 基盤となる工学分野において、学習の内容を英語で簡単に説明し、コミュニケーションを図ることができる。
- (G)
- 習得した工学分野の知識を基に、課題の達成に向けて自ら問題を発見し、それに対処するための業務を自主的・継続的かつ組織的に遂行する能力を身につける。
- (G-1)
- 自己能力向上のために自主的・継続的に学習し、その成果を提示できる。
- (G-2)
- 学外の実習等を通じて習得した工学分野の知識や技能を活用して実践的業務を積極的に遂行できる。