
高専の体験入学に参加し、“ものづくり”っておもしろいなと思ったことを覚えています。誰もが毎日見て、長く使われる、“もの”をつくってみたいと思って環境都市工学科を選びました。
夏の水泳です。男子に混じって、高専大会の頃には真っ黒になるほど泳いでいました。現在男性の多い職場で、色々な視線を気にせずに仕事ができるのは、この頃の経験があるからかもしれません。
最後の工嶺祭です。屋内展示につづいての屋台の準備が大変でした。クラスの実行委員だった私は、大量のキャベツを切れとみんなに叫んでいたようです。今でも“あの時のゆりは恐かったよ~”と言われます…。
仕事では、土木の知識からPCの操作に至るまで、高専で学んだこと全てが基礎になっていると感じています。最近では、発注した橋の図面を見て、高専で橋の設計製図や模型作成に苦労したことを思い出しました。
県外、海外、文系学生など、異なる環境や文化の人たちと交流し、広い視野を持ち続けて欲しいと思います。まず多くの選択肢を知り、その中からこれからの進路を見つけていって下さい。
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【 プロフィール 】
平成11年度に環境都市工学科を卒業し、現在は長野県安曇野建設事務所に勤務。在校中は水泳部に所属。