在学生インタビュー

国内外で活躍できる人に 小林 希さん 平成29年度 電子情報工学科5年生

高専を選んだ理由や電子情報工学科を選んだ理由はなんでしょうか?

 正直な話、あまり深く考えずに高専を受験することを決めてしまいましたね・・・。高専の存在を教えてくれたのは母でした。単純な当時の私は、「普通科と比べて3年も早く専門の勉強を始められる」、「5年間安定した環境で学べる」、「休みが長い」、「大学受験の受験競争から離脱できる」、「就職・進学率が良い」、「学費がそこまで高くなくて経済的」などなど・・・たくさんのメリットを知って、進路をいつの間にか高専1本に絞り込んでいました。こんなにいい学校なら受験するしかない!と(笑)。ちなみに、実際に入学した後、これらのメリットは全て本当のことだと思いました。高専の推薦入試と学力入試の2回、もし合格できなくても普通高校の学力入試と、3回も受験のチャンスがあるというのも安心感がありました。
 電子情報工学科を選んだ理由も、プログラマーになりたい!とかゲームを作りたい!という目標や希望を持っていたわけではなく、今の時代はパソコンを扱えると便利なんじゃないかという簡単なもので・・・(笑)。2年生から本格的に始まったプログラミングにとても苦労して、学科選択を間違えたのではと後悔したこともあります。パソコンをいじる授業ばかりかと思っていたら、ハードウェア系の授業で回路を組んでハンダ付けをしたこともありますし。高専はオススメですが、学科は向き不向きがあるので、選ぶときは本当によく調べてよく考えたほうがいいです。
 今は、あらゆる分野においてコンピューターの知識はニーズがあるので、電子情報工学科を選択して良かったと思っています!

高専生活で印象に残っていることはどのようなことですか?

 工嶺祭です。実行委員会に所属し、工嶺祭を運営する側として活動していました。実行委員会は1年生から5年生まで合わせて100人を超えます。工嶺祭という1つの目的に向かって協力しあう中で、男女、学科、先輩後輩の壁を越えて、いろいろな人と仲良くなれました!基本的にはみんな祭り好きのアツい人達なので、いつもにぎやかで楽しかったです。

工嶺祭夜祭終了直後

 

 私は夜祭の総合演出を行う係で、照明を担当していました。プログラミングでLEDを光らせたり、レーザービームを制御したりして、裏方として舞台を支えました。夜祭本番で、バンド演奏やダンスと自分の照明がぴたっとそろった時、鳥肌が立ちました。夜祭終了後は、達成感で涙が出ました。
 5年生最後の工嶺祭は特に思い入れが強く、もしできることなら同じ最高のメンバーと、もう1回やりたいです・・・!

演出係のみんなと

 

リハーサルの合間にレーザーと 一緒に写真を撮って遊んでいました

国際交流に積極的ですが,これまでの海外での活動を教えてください

 2年生の春休みに海外研修でマレーシア、4年生の夏休みにインターンシップで台湾、5年生の秋に国際学会参加のためにフランスを訪れました。高専から海外に飛び出せる機会は意外と多いです!

4年生の海外インターンシップで台湾へ! 現地学生があちこち案内してくれました

 

 個人的に海外を旅するのも大好きなので、長期休みを利用して、今までにベトナム、フィリピン、タイ、オーストラリア、マルタなど計10か国を旅行しました。マルタでは語学学校に入学したり、タイから高専へ留学中の同級生にバンコクの街を案内してもらったりと、それぞれの国で思い出深いできごとがあります。

タイのナイトマーケットで夕ご飯
【 プロフィール 】
平成29年度 電子情報工学科5年 長野高専専攻科電気情報システム専攻進学予定 現在は春休みに向けてモロッコ旅行を計画中!学生の間に6大陸制覇するのが夢です。