米ワシントンポスト紙に高専の紹介記事
11.12.05
米ワシントンポスト紙に日本の高専というシステムを紹介する記事が掲載されました。
冒頭部分の抄訳:
毎年、日本人の15歳の約1パーセントが高校から道を逸れる。彼らはとある学校に入学し、フルタイムの専門的なトレーニングを受ける。そこで彼らはロボットを作り、ソフトウェアを書き、ダイオードをテストし、英語を学習し、工場で手を動かし、そして洪水のように押し寄せる求人を待つのである。
日本の経済が停滞し人口が縮小しつつあるにも関わらず、求人は殺到する。高専として知られる日本に57ある国立高等専門学校では、学校の担当者によれば、標準的な5年の課程を卒業した学生は約20社からの求人を受けるという。さらに2年の課程(訳注:専攻科のこと)を卒業した学生の場合は30社からの求人があるという。
(中略)
高専は高校と大学の中間であり、高等教育市場の小さいながらも重要な領域に魅力的な学生たちを提供している。彼らはちょっとした機械をつくることに天性の情熱を持っており、しかも科学や数学に対して平均以上のスキルを持ち合わせている。
(以下略)