加藤俊也名誉教授が瑞宝小綬章を受章
13.05.01
平成25年度春の叙勲において、加藤俊也名誉教授(元一般科保健体育)が瑞宝小綬章を受章しました。先生は、公立学校教員を経て、昭和38年4月、本校開校ともに講師として着任いたしました。その後、助教授、教授を経て、平成10年3月に定年退職、同年4月に名教教授になられました。先生は、開校当初の未整備な体育施設のなかで、工夫を凝らした授業を展開し、熱心に学生指導に当たられました。寮務主任、教務委員等の要職も歴任され、本校の基礎の発展に大きく貢献されました。課外活動にも熱心に取り組まれ、特に硬式野球部顧問(部長)として31年間にわたり指導され、数多くの好成績を収められました。
また、(社)全国高専体育協会、長野県高野連等の要職を歴任され、その間、その専門性を活かし、大会、講習会等の開催、組織改革案等の作成に尽力され、昭和63年には、長野県高等学校野球連盟功労者表彰を受賞されました。
研究面でも体力・運動能力の低下がみられる高専生の実態を分析・把握し、改善策を提案するなど、スポーツの運営という大きな視点からその克服に努めました。