二澤久昭名誉教授が瑞宝小綬章を受章
13.11.19
平成25年秋の叙勲において、二澤久昭名誉教授(元一般科国語)が瑞宝小綬章を受章いたしました。先生は、公立学校教員を経て、昭和40年4月、創設間もない本校に一般科講師として着任いたしました。その後、助教授、教授を経て、平成11年3月に定年退職、同年4月に名教教授になられました。先生は、国語と文学史を担当し、詳細な年間授業計画のもとに展開する先生の指導法は、国語科教育においてのみならず、大学編入学希望者に対する小論文の指導においても非常に効果的なものでした。在任中は、学生主事、運営委員会委員等の要職も歴任されるとともに、クラス担任を通算15年務められ、課外活動では少林寺拳法部の全国大会出場を果たす等、学校運営及び学生指導に熱心に携われました。
また、平成元年4月1日設置の電子情報工学科創設、本校創立30周年記念事業における記念誌「長野高専30年史」編集に際しても尽力され、先生の豊富な教育経験と人脈が、これらを実現するうえで大きな原動力となりました。
さらに、学校運営の中心的存在として活躍されるほかに、俳文学会、長野郷土史研究会等に所属し、特に長野郷土史研究会においては、中心的存在として同会の活動に大きく寄与されました。