環境都市工学科5年の学生が国際会議でBest Research Presentation Award を受賞
21.11.29
環境都市工学科5年の松嵜友莉菜さんが,2021年10月22日に長岡技術科学大学で開催された国際会議6th STI-Gigaku 2021において、Best Research Presentation Award を受賞しました。
国際会議STI-Gigakuは、国連の「17の持続可能な開発目標(SDGs)」の達成を目的に、これらの機関との連携により、研究成果を発信・共有し、教育研究の展開、国際的ネットワークの形成に取り組むものです(長岡技術科学大学HPより)。
松嵜さんは、
"Fundamental Study on Seismic Reinforcement using Carbon Fiber Sheet Bonding Method for Steel Truss Bridges "
と言うタイトルで、5分間の英語での発表を行いました。
この研究は、鋼トラス橋における常時引張部材に対して、地震時等に圧縮力が作用した場合の座屈の発生等を防ぐための耐震補強として、炭素繊維シート接着工法の適用を検討したものとなっています。炭素繊維シート接着工法は従来の補強工法に比べて簡易かつ効果的な補強が可能となる工法として注目されている工法です。(指導:環境都市工学科 奥山准教授)。
今年度のSTI-Gigaku はオンラインでの開催となり,全体で156件の発表がありました。松嵜さんが受賞した賞は、その中から24件の発表に対して与えられたものです。
今回の発表を通して研究の成果を外部に伝えていくプロセスと意義、また,英語による発表でグローバルに挑戦する自信をつけることができました。
これからの人生においても、持続可能な発展に向けた挑戦を続けて欲しいと思います。