技術でみんなを幸せにしたい! 長野高専クラウドファンディングを開始 ~GEAR5.0プロジェクト活動に支援募集中「GoodMorning」にて10/1(土)まで
22.07.18
独立行政法人国立高等専門学校機構 長野工業高等専門学校(長野県長野市 校長:江﨑尚和 以下「長野高専」) は、GEAR5.0プロジェクト活動で開発した支援機器を、それを本当に必要とする人の元に届けるため、「支援機器開発体験ワークショップ」の開催を継続して行うことを目標としています。クラウドファンディングサービス「GoodMorning」にて、 10月1日(土)まで、クラウドファンディングを実施します。
クラウドファンディング概要
・タイトル :技術でみんなを幸せにしたい!
・クラウドファンディングサイト:「GoodMorning」
・募集期間 :令和4年7月14日(木)~ 10月1日(土) (79日間)
・目標金額 :15万円
・資金使途 :次年度の「支援機器開発体験ワークショップ」の開催費(主として部品代)
・形式 :寄付型
・寄付金額 :1口3,000円
※複数口ご寄付いただくこともできます。
本校で開発した支援機器をそれを本当に必要とする人の元に届けるため、ワークショップをしております。この活動は、内閣府が掲げる「年齢や障害の有無等にかかわりなく安全に安心して暮らせる「共生社会」の実現」の一助になる活動と考えおり、継続的に活動するために開発費とワークショップの部品代が必要です。
クラウドファンディング実施の背景
私たちは、10年ほど前からハンディキャップを持つ人たちに向けて、さまざまな支援機器の研究開発に取り組んできました。国などの機関から研究助成金をいただいたりしながら開発をしてきました。
でも、本当に現場で必要なものは最先端の研究成果ではなく、これまでにあった熟れた技術を使った機器だと気づきました。
そこで、既存の技術を組み合わせ、比較的短期間で開発ができ、しかも、現場ですぐに使えるものの開発を、数年前からはじめました。現場の方へのアンケート調査を実施してきました。
「現場で困っていること」+「我々の技術」= 「新しい支援機器」
今回、私たちがクラウドファンディングで資金を集めている理由は、私たちが開発した支援機器を、本当にそれを必要としている人に届けるための「支援機器開発体験ワークショップ」を実施したいからです。
単純に機器を製造して配り歩くのではなく、一緒にその機器を作製することを考えています。この製作体験を通じて、「ものづくり」の楽しさを広めたいし、自分たちで作製した機器に愛着をもってもらいたいです。さらに、もし、それが壊れても自分で作ったのなら、自分で直せるかもしれないし、本当に困ったら、私たちに相談することができます。
こんなことを考えてクラウドファンディングに挑戦することにしました。