長野高専では5年間の一貫教育で、高校の授業内容を含みながら、大学と同程度の専門の勉強をします。
5年間の学生生活の始まりです。高専は高等教育機関ですので、1年生から大学生と同じ「学生」と呼ばれます。90分授業や科目数の多い試験、寮生活など、中学校と大きく変わり緊張の連続ですが、夏休み前にはおおよそ溶け込めています。
一方で2時半で授業が終わる日も少なくなく、課外活動など自分なりの時間の使い方を要求されます。
自分たちよりも大人な考え方をもつ5年生や専攻科生もいる課外活動は、高校とは違った大きな刺激を受けることができます。
主な行事
入学時の緊張もほどけ、課外活動や寮では後輩を迎え入れる立場となります。大学受験を気にせず自由にできる時間が多いため、兼部をしたり学外での活動に挑戦したりと学生の生活スタイルは実に様々です。数学は高校3年程度の内容も入り、専門科目も増えてきます。2泊3日の研修旅行など楽しみなイベントも。
主な行事
これまでの全学科混合クラスから学科別クラスに切り替わり再スタート。理数・専門科目は大学レベルの内容も入りはじめ、また専門科目と一般科目との割合が半々となります。
一方で最後の高校総体、中堅や主力として活躍する高専大会など、課外活動にも力が入ります。センター試験をはじめとした受験活動がないため、この学年で資格試験にチャレンジする学生も多いです。
主な行事
進路について考え始める学年です。夏休みには企業での実務訓練が実施され、秋には県外企業の見学旅行もあります。専門科目の内容もさらに高度となり、頑張りどころといえる学年です。課外活動・学生会・寮生会などもまとめあげる立場となります。
主な行事
いよいよ最終学年。4年で検討・準備してきた就職活動/編入学試験の本番です。企業の内々定は4月から出始め、夏休み前にはおおよそ就職先が決定します。進学の場合も大学3年生に編入する試験が6月~8月に集中し、センター試験とは大きく異なる特徴と言えます。さらに、日程は大学により異なるため、併願もOK。夏休みが終わった頃にはほぼ全員の進路が決まり、最後の工嶺祭に全力投球!です。また5年生では1年間の卒業研究があり、2月には研究の成果を発表します。中には学会で論文発表する学生も。
主な行事
専攻科へ進学した学生の新しいスタートです!授業は大学高学年~大学院レベルの高度な内容となります。
5年生での「卒業研究」は「特別研究」に名を変え、多くの時間を研究にそそぎます。研究テーマは選択できますがほとんどの学生は卒業研究のテーマを継続して内容を深めていきます。
後期は学内での授業はお休みとなり、企業での長期学外実習が実施されます。
長期学外実習を終えるころ(1月~)には、実習で体験したことも交えて進路(就職/大学院進学)を本格的に検討することになります。
主な行事
進路の決定も含めた総まとめの学年です。
就職活動は本科と同じ高い求人倍率に支えられ、ほとんどの学生が夏休み前に内々定を得ています。進学希望者は大学院を受験し、ほぼ全員が国立大の大学院に合格しています。
授業よりも特別研究に時間をそそげるようになり、国際会議発表や論文発表に至るような大学院レベルの研究をする学生も多いです。
主な行事
本科
専攻科
就職求人倍率
※就職希望者1名に対しての求人数
(2010年度)
進路状況
※本科、専攻科を合算して算出しています。
(2010年度)
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※過去の5カ年の主な学科別就職先
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