毎年7月に開催される1日体験入学は高専教育の魅力がいっぱい!
たっぷり1日、技術者教育の専門カリキュラムに触れてみよう。
※実施する学習テーマは毎年異なります
ロボットの世界へ
ようこそ
機械工学科では機械工学の基礎を学んだ後に、ロボットを製作したりロボット工学の基礎を学びます。
体験学習ではブロックで有名なLEGO社が発売しているMIND STORMSというモーターやセンサー、RCXなどがセットになったブロックを使い、ロボットを作ってもらいます。
無人搬送車を実際に動かしてみて、どんな動きをしているか観察をします。搬送車の動きはすべて搭載されているマイコン(マイクロコンピュータ)で制御されています。パソコンからCPUに制御命令を送って、無人搬送車にいろいろな動作をさせながら機械制御について学びます。
ディジタルICで
LEDを光らせよう
半田付けをしなくても、電子部品を差し込むだけで電子回路を作ることができるブレッドボードを使い、ディジタル回路について実習します。実際に回路を作りながら、NOT回路(否定)、AND回路(論理積)、OR回路(論理和)の基本論理回路を学びます。
電気抵抗とエネルギーについて、実験を行いながら学びます。「電気抵抗の本質に迫る!」「物質の温度が変化すると電気抵抗は?」「電気抵抗とエネルギーの関係」「抵抗0の世界では何が起こる?」の4つをテーマに、液体窒素を使って実験を行います。
高専がどういうところなのか、どんなことができるのかを体験できました。
電子情報工学科 1年S.Rさん
ロボコンに出場した
ロボットの操作もできる!
ロボットの実演コーナーでは、高専ロボットコンテスト校内予選会に参加するロボットを見ることができます。
実際に操作もできるのでぜひ遊びに来てください!
4年生の先輩が製作したロボットを見て、操縦させてもらった時は長野高専に入りたい思いが強くなりました!
電気電子工学科 1年Y.Sさん
ソイルタワーコンテストは、与えられた粘土や砂や水を組み合わせて円筒状のタワーをつくり、高さや強度、タワーの美しさを競うものです。より丈夫で高く、美しいソイルタワーを作るには土質力学の知識が必要になります。本授業ではソイルタワー作りに挑戦していただきます。
コンピュータを使って
橋を描いてみよう
環境都市工学科では橋梁(橋)の設計を2次元(平面)と3次元(立体)で作図するCAD(Computer Aided Design:コンピュータ支援による設計)の実習時間があります。体験入学では橋梁概観図をCADを使って描いてみます。
自分の興味がある科がどんな勉強をしているのかを理解することができると思います。
電子制御工学科 1年M.Mさん
コンピュータのプログラムにはいろいろな種類の言語があります。そのうちのひとつ、Javaという言語について実習します。すでに書かれているプログラムに修正を加えながら、Javaの特徴やプログラムについて学びます。
体験入学で「ここなら自分のやりたいことができる」と感じました。
電気電子工学科 1年O.Nさん
インターネットの舞台裏
普段何気なく見ているホームページは、いくつかのコンピュータが間に入り、バケツリレーのように情報を運んで、あなたのコンピュータに届いています。目の前のコンピュータから約1万キロ離れたイギリスの大学にどのような経路でつながるのか、DNSとは何か、インターネットの裏側について学びます。
現在、書類の作成などはワープロを使うのが一般的であるのと同様に、機械の図面はCADと呼ばれるコンピュータを使って製図を行う方法が一般的です。Solid Worksというソフトウェアを使って、3次元CADを体験しながら機械の設計や製図について学びます。
工場で使う機械を
動かしてみよう!
工場ロボットや工場のものはこびに使われる空気圧シーケンス制御について学びます。実際にロボットを操作して作業をさせたり、シーケンサに書き込まれている制御プログラムを用いて、品物の搬送や振り分けを体験します。
1、2年生は参加できません。中学3年生と保護者の方、先生が対象になります。工嶺祭には1、2年生も参加できますので、そちらにも足を運んでみてください。
生徒さんから直接申し込むことはできません。学校の先生に相談し、申し込んでもらってください。
参加いただけます。保護者の方向けに、学校説明、校内や学寮の見学、相談コーナーを設けています。
やっぱり普通校とはちがう!?
専門技術盛りだくさんの文化祭! 高専生はここまでやる!
毎年10月に行われる「工嶺祭(こうれいさい)」で高専の雰囲気を感じよう
1. 工嶺祭では、入学希望者のための相談ブースもあるから、先輩の生の声をきくことができる!
2. 技術系の展示を見ることができるから、高専でどんなことが学べるのか一目瞭然。
3. 校内の様子をくまなく見ることができるから、高専ライフを疑似体験できる。
高専に触れられる機会はまだまだあります。
物づくりや科学実験等を体験できる公開講座を実施しています。興味のある講座があればぜひ体験してみてください。
この体験入学の雷実験やプログラミング体験が印象に残っていたので受験を決めました。積極的に行事に参加して自分にぴったりな学科を選ぶことをおすすめします。
機械工学科 1年Y.Kさん
長野高専の授業や雰囲気をより知ることができる機会です。
一日体験入学や工嶺祭とはまた違った雰囲気を感じることができるでしょう。
学校の雰囲気をつかむ良い機会だと思い、参加しました。高専生たちが集中を切らすことなく静かに先生の話に耳を傾けていたことが印象的でした。
環境都市工学科 1年Y.Hさん