電子情報工学科5年・牛谷雅さんが「出版甲子園2024」にて準グランプリを受賞、本の出版が決まりました。
出版甲子園2024*で準グランプリを受賞した電子情報工学科5年の牛谷 雅さんの本が出版されることになりました。
「出版甲子園」は、学生の学生による学生のための出版コンテストです。牛谷さんの企画が審査や決勝大会を通じて編集者の目にとまり、
出版のオファーを受け執筆にとりかかり、この度、その本の発売が決まりました。
牛谷さんに準グランプリ受賞の感想と本の出版に関してのお話をお聞きしました。
「まさか自分が準グランプリをいただけるとは思っておらず、驚きとともに大変光栄に感じています。普段学んでいる情報工学とは異なり、高専生としては少し珍しい活動かもしれませんが、その点を評価していただけたことを大変嬉しく思います。この経験を励みに、今後も精進してまいります。」
「本書は、太平洋戦争で戦死した曾祖父の生涯を、ひ孫の視点で辿ったルーツ探しの記録です。戦争をテーマにしつつも、調査の過程や等身大の思いを綴ったエッセイ形式のため、歴史が苦手な方でも読みやすく、かつ学びのある内容に仕上げました。同世代の皆さんはもちろん、幅広い世代の方に手に取っていただき、平和や家族の歴史について考えるきっかけになれば幸いです。」
出版される書籍の情報は下記のとおりです。
【8月15日に終わらなかった戦争 「占守島の戦い」で散った曾祖父を追う】
著者:牛谷 雅
発行:青春出版社
2025年12月17日に発売予定です。
*第20回出版甲子園 決勝大会
・日程:2024年12月15日
・会場:国立オリンピック記念青少年総合センター

第20回出版甲子園 授賞式の様子

書影